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鈴江俊郎 戯曲

蛇の恋とわたしと

 

自殺願望を口にする中年男を恋人に持つ若い女性ゆう子は日々本心を彼にぶつけることができずに鬱々としている。
ある日留守番電話に間違って少女の声が入ってくる。
「私、蛇を飼ってます。水槽から出してあげたい。だけど逃げられそうで怖いのです。」
ゆう子の心の中にとぐろを巻く本心はいつしか蛇のような存在感をもち始めた。
赤い目で彼女を見つめてくるようだ。
図書館司書として働くゆう子を口説きにかかる陽気な男、
北島のとの間でゆれる気持ちもそこにはあって、ゆう子の日常はさらに混乱するのだ。

NHK-FMシアターのために書き下ろしたラジオドラマのシナリオ。
50分
5人(男2・女3) 

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