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鈴江俊郎 戯曲

ホテル山もみじ別館

 

二組のカップルが紅葉が美しい山のホテルにやってきた。
ベテラン教師と教え子の母。定時制高校の教師と男子生徒。

303号室と403号室。
道ならぬ恋の、つかの間の逢瀬ははかない。
恋模様はそれぞれに容易ではない。
これは恋なのか?恋なのかと悩む恋こそがほんとの恋なのか?

彼らは大真面目なだけにこっけいだ。
人は、こんな恋から逃れられず、そしてこんな恋をもてあましてしまうばかりだ。

2008年10月 劇団動物園にて上演
105分
4人(男2・女2)

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