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鈴江俊郎 戯曲

区切られた四角い直球

 

高校生テルユキはある日学校をサボって部屋にこもることにした。
特に目的もなく。
普段目にしたことのない母の日常が新鮮だ。
野球部員のテルユキは日々肩が強くなり、
恋人もいて、楽しく青春を謳歌している、はずなのだが屈託した気分が離れない。
ふりきろうと試みるシャドウピッチングではどうしてもストライクが入らない。
固有の言葉を探すのにどうにも出口が見つけられないでいるのだ。

1988年10月「区切られた四角い直球」劇団八時半公演

第4回テアトロ・イン・キャビン戯曲賞受賞
60分
8人(男6・女2)


…戯曲集「靴のかかとの月」(而立書房)掲載
…雑誌「新劇」1989年8月号掲載


【同作品増補版】…八時半通信5号掲載

90分
8人(男6・女2)
 

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