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鈴江俊郎 戯曲

おとこたちのそこそこのこととここのこと

 

廃部が決まった社会人野球のクラブハウス。
取り壊しの決まったロッカールームに選手たちが片付け物をしに来る。
彼らは次に行くチームもない。
夢をあきらめ、平凡なサラリーマンになるのだ。
プロになりたかった。
プロになった同期のあいつはきらめいている。
でも俺はもう終わるんだ。
……そこそこがんばったのは間違いない負け組おとこたちの胸の中。ここのこと。
離れて見るとこっけいな人間模様です。
近づいて見たらそこには…… 

2006年5月 寿団公演 萬スタジオにて
90分
8人(男8) 

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