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鈴江俊郎 戯曲
さくらみたいな恋のこと
お見合いパーティにサクラを派遣するカンパニーの事務所。
ただしここは単に営利が目的ではない。
もともと真面目に出会いを求めていたパーティの常連の女性たちで作ったサークルだ。
皆が出会いを獲得し、恋愛を獲得し、きちんと卒業することをめざしている。
なのにここに集う女性たちは皆が皆それぞれの事情で恋愛に踏み込めない。
自分たちの同性愛を認められずにいるカップル。
お互いから離れることが辛い姉妹。
女らしい体形であること、そういうことの全てを認められないでいる女性。
結婚を欺瞞だとする男に恋をして、追い付こうとしてあえて第二第三の不倫相手を求める人妻。
恋は彼女達にとって簡単ではない。
そして人にとってそもそも恋というのは簡単ではない。
生きることそのものへの望みをつなぎたくて今日も彼女達はお化粧してサクラに出掛けるのだ。
2002年1月 近畿大学演劇専攻10期生卒業公演
110分
9人(女9)
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