鈴江俊郎 戯曲

ともだちが来た

 

夏。蒸し焼きにされそうな畳の上で男二人がただじゃれあうような会話を楽しんでいる。
大学に入ったばかりの夏休みの里帰り。
久しぶりに会う旧友。
剣道部の友はしかし水も飲んでくれない。
喉は渇くはずなのに。最期は水の中だったから、渇かないとでも言うのだろうか。
架空の竹刀でする試合、死んだ友はやはり最後まで勝てなかった。
「俺のこと忘れないでいてほしいんだよ。」
水も飲まないで彼は消えたのだ。

1994年8月 二人の桟敷席公演 / 第2回OMS戯曲賞大賞受賞 
70分 
2人(男2)


…八時半通信6号掲載
…OMS戯曲賞戯曲集vol.2掲載

 

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